いよいよ、旅の準備も大詰め。
そろそろ「旅の準備を始めないと…」と言いたいところだが、
実際は登山準備や装備整理、パッキングなどがほとんど進んでいないのが現実。

ほんまにやばい。。
これまで何してたんだよ!
そんな声が今にも聞こえてきそうだ。だって、サポートメンバーとして5人の仲間が集まってくれているのに、これじゃあ本末転倒だ。
でも、出発までに仕上げなきゃいけないこと、整理したいことが山盛りで、どうしても時間が足りない。今回のプロジェクト、正直言って想像していたよりも何倍も大きくて多くて大変なものになってしまったのだ。
さて、そんな中でやるべきことは確実に増え続けている。このままでは、どこから手をつけて良いか分からなくなるかもしれない。だからこそ、少しでもこの時間を有効に使うために、今日のこの文章を振り返り用の備忘録としてまとめておこうと思う。未来の自分へ、「あんな時期もあったな」と振り返ることができるように。
準備が進まない理由
準備が進まない一番の理由は、まず「やらなきゃいけないこと」が日々どんどん増えているということだ。
山行計画、資金調達、情報発信、旅の準備。これらはそれぞれが大項目で、その中に無数の検討事項やタスクが潜んでいる。例えば山行計画一つとっても、登山ルートの選定、スケジュール調整、小屋予約、道路状況の確認登山計画の作成など、100座分かつ150日間もの計画を成立させるために、無数の調査や制作が求められる。
そもそも、日本百名山を150日間で巡るというのは、気軽に「ちょっと行ってくる」では済まないスケール感だ。これは旅というより「大型プロジェクト」と言っても過言ではない。
さらに、今回の挑戦では、ただ登るだけではなく、SNSやYouTubeでの情報発信に加え、資金調達としてスポンサー獲得やクラウドファンディングの計画は必須だし、そのためには商品制作にも欠かせない。また今回のプロジェクトならではの取り組みと言える「リアルタイムを楽しむ」というコンテンツの仕込みも必要だ。
サポートメンバーは、みんな本業を持ちながら深夜まで対応してくれている。まじで神対応。
世の中にはこんなに素晴らしい人がいるんだと感動しつつ、それ以上に頑張らないと実感。
一方で、自分自身はというと、全体像の設計はもちろん、営業活動、映像制作、商品デザイン設計などを担当。しかもパソコンだけ弄っていても仕方なく、毎日のトレーニングも欠かせない。時間の合間を縫ってランニングやストレッチをする日々が続いている。



でも忙しくても没頭できる日々は”充実”そのもの。
では、ひとつずつ詳細をまとめていこう。
山行計画と登山準備
- 山小屋の予約
- 入山届の作成
- 噴火状況の確認
- 通行止め・閉鎖道路の調査
- 停滞先の候補地調べ
- ルート決め
これらを1つずつ詰めていくのが、今もっとも大切な作業。
とはいえ、同時並行でやることが多すぎて、手が追いついていないのが現状…。



アルプスの山小屋の人気、半端ないって。
資金調達とクラファンの準備
- スポンサー営業
- クラウドファンディングページ作成
- リターン商品の設計
- 在庫・発送フローのシミュレーション
資金が尽きればこの旅は試合終了。前提条件としてかなり大切なセクション。一方で日本百名山を一気に縦走することや長期間の旅ということはアウトプットできるものが多いのも特徴だ。だからその内容を整理したり、製品に落とし込んだり、旅が始まってからでは間に合わない作業フローの決定は今最大の山場を迎えている。



人生で初めての営業活動。人と繋がるって素敵だな。
情報発信の運用と計画
今回のプロジェクトでは、「旅をしながら伝える」こと自体が挑戦の一部でもある。登るだけでなく、撮る・編集する・届けるという一連の流れを、いかに日常的に実行していけるかが最大の課題でもある。
そのため、SNS・WEB・メディアのすべてを連動させた「情報発信体制」を出発前にしっかりと整備しておく必要がある。以下、その全体像と取り組むべきポイントを整理しておく。
SNS運用
- Instagram:日常のストーリー、リールでの感動シーン、記録的な投稿
- YouTube:毎日のショート動画、本編は後日。旅中はライブやダイジェスト配信も視野に
- TikTok:音楽と映像で感情に刺さる短尺コンテンツ
旅中はとにかく”ショート”で勝負。だって作れないんだもの。
でもロング派の方にもダイジェスト版を制作できる体制を準備。
あとTikTokにも挑戦。とにかく登山だけでは終わらない。出来る出来ないなんて、やってみないと分からないのだから。



憧れのTikTokerに、俺はなる!
WEBサイト構成
- リアルタイムGPSで現在地表示
- 登頂記録のアーカイブ化
- 装備・ルート紹介
- 支援者向けページ
このWEBサイトイケてるでしょ。このためにワードプレスちょこっと勉強しました。
もちろんこーたくんの力も借りてだけど。
映像発信だけでなく、必要な情報を拾いやすく整理することもしておきたいのだ。



“過去”と”現在”と”未来”を記すのがWEBサイトの目的!
メディア連携と現地露出
- 一部メディアと連携予定
- 現地での取り組みや装飾品準備
- オフラインでの普及活動
“リアルタイム”を追求するためにオフラインとオンラインでコンテンツを設計。オンラインで見て、”実際に”応援に行きたいな、なんだか山に行きたくなるなって思わせたら、「登山文化の裾野を広げる。」という裏ミッション達成。



皆さん、山でお会いしましょう!
最後に
こうしてまとめていくと、目の前に山ほどの「やることリスト」が広がっていて、頭が爆発しそうになる。こんなブログを作っている暇があるなら一つでもタスクを進めろとサポートメンバーに怒られてしまいそうだ。でも、その一つ一つが、自分自身の夢に繋がっていて、全てがこのプロジェクトの一歩一歩を形作っている。
そして、こんなにも膨大な量のタスクをこなしていけるのは、間違いなく、支えてくれる仲間たちのおかげだ。
サポートメンバーには心から感謝したい。
しかし、時間は容赦なく過ぎていく。
これは、自分自身で選んだ「人生を賭けた旅」。
だからこそ、今できることを、惜しみなく出し切ろう。
出発まであと10日。
未来の自分が「よくやったな」と笑えるように。
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